🫏 「死者の日」まで、あと12日。 「死者の日の祭壇」にコパルのお香とロウソクは欠かせない。 ここオアハカ州ハミルテペックにも「死者の日の祭壇」用の独特な香炉や燭台がある。 だが、もうこの町の香炉や燭台づくりは途絶えてしまったと思い込んでいた。 メキシコシティはもちろん、州都オアハカ市、近隣でいちばん大きな同州ピノテパ ナシオナル、そしてここハミルテペックの市場や民芸店など、思いつく限りのところを探したけれど、見かけたことがなかったから。 ところが…。 14年ぶりに訪れたハミルテペック。 なんとか調べてくれそうな人を探して、その人がまたあちこち連絡をとって、「これに乗っていけばいい」とモトタクシーに行き先を告げ、促されて乗る。 道を何度も曲がり、しばらくすると町の中心地から離れた住宅街に辿り着く。 そしてモトタクシーを降りると、目の前のごく普通の家の前庭で、果物や野菜と一緒に伝統柄の香炉と燭台が売られていた。 少ない作り手が、こんなふうに地元の人のためにつくって売るだけだから、地区の外には出回らないし、ましてや流通ルートには乗らない。 だから、どこを探しても見つけられなかったのだ。 ようやく、ハミルテペックの香炉と燭台に辿り着いた。 #メキシコ民芸品 #メキシカンフォークアート #mexicanfolkart #メキシコの陶芸 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #オアハカ #ミステカ

🥐 「死者の日」まで、あと13日。 海岸ミステカ地域のオアハカ州ハミルテペック。 パンの屋台には「死者のパン」（左）と一緒に、ここの名物「生命のパン(Pan de Vida)」（右）も並んでいる。 卵をたくさん使っているので、生命のパンというのだそう。 なるほど。 生のパンと死のパン、どちらも買って帰る、ある日のこと、でした。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #死者のパン #オアハカ #ミステカ

💀 「死者の日」まで、あと14日。 高地ミステカ地域のオアハカ州トラヒアコから、海岸ミステカ地域の同州プトラへ。 市場の「死者の日」グッズが目に見えて増えてきた。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #オアハカ #ミステカ

✝️ 「死者の日」まで、あと15日。 オアハカ州トラヒアコでは、「死者の日」に向けての盛り上がりはこの大切な催しのあと。 この8日間は、守護聖母「被昇天のマリア」のお祭りで毎日イベントが目白押し。 この日は市内7地区の「カレンダ」が、市中心の「聖母の被昇天教会堂」に向かい行進する。 坂道を続々とやってくる各地区のにぎやかな行列に、心も目も釘づけに。 #死者の日 #diademuertos #オアハカ #ミステカアルタ

🥃 「死者の日」まで、あと16日。 高地ミステカ地域の中心地、オアハカ州トラヒアコへ。 市場のパン屋に少しだけ「死者のパン」が並び、「死者の日」の気配がうっすらと。 高地ミステカ地域は昼間も涼しく、夜は冷えるというレベルで、強いお酒が欲しくなる。 マムシ酒ならぬガラガラ蛇メスカルなどの瓶が並ぶ酒屋で、サトウキビの蒸留酒とメスカルを量り売りで買う。 一杯ひっかけていくなじみ客もときどきやってきて、角打ちのようでうれしくなる。 都会でお洒落なお酒としてもてはやされるメスカルも、ここでは本物の地酒。 気の利いた名前もラベルもボトルもない、タンクで運ばれてくるメスカルはもちろん安くて美味しい😋 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #オアハカ #メスカル

🥐 「死者の日」まで、あと17日。 オアハカ州ヤンウィトランから同じ高地ミステカ地域の同州サン ペドロ イ サン パブロ テポスコルーラへ。 ここもまだ「死者の日」の雰囲気は漂っていない。 でもパンの屋台にひとつだけ小さな「死者のパン」があった。 来週23日には「死者のパン」を本格的に並べるという。 ここテポスコルーラでも毎年どこの家庭でも「死者の日の祭壇」をつくる。 4〜6段のひな壇にアシでつくったアーチをつけると聞いた。 少し進むだけで、場所によってちょっとずつ祭壇の設えが異なるのが興味深い。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #死者のパン #オアハカ

⛪️🐕 「死者の日」まで、あと18日。 低地ミステカ地域のオアハカ州ウアフアパン デ レオンから、高地ミステカ地域の旧サント ドミンゴ修道院で有名な同州サント ドミンゴ ヤンウィトランへ。 雨模様の高地ミステカ地域は、昼間でも革ジャン必須の寒さ。 ここでは「死者の日」の雰囲気はまるでない。 ガイコツの飾りには食傷気味で、少しホッとする。 メキシコ全土を見渡せば、「死者の日の祭壇」を必ずつくるという家庭がつくらない家庭より少ないなか、ヤンウィトランではさすがオアハカらしく、すべての家庭で毎年「死者の日の祭壇」をつくるそう。 亡き飼い犬を偲ぶ日を設けるため、普通より数日前に祭壇を設えるという家庭もある。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #オアハカ

🐐🎃 「死者の日」まで、あと19日。 ここオアハカ州ウアフアパン デ レオンからプエブラ州テワカンにかけてのミステカ文化圏で、「死者の日」を挟んだこの時期だけ食べられる山羊肉のスープ、モーレ デ カデーラス。 「死者の日」のころになると、メキシコじゅうで食べられるカボチャの甘煮とともに。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos

🪈 「死者の日」まで、あと20日。 ミステカ ポブラーナ地域の重要な陶芸の産地のひとつ、プエブラ州アカトラン デ オソリオ。 動物や人型の土笛は「死者の日の祭壇」の供えもの、または子供たちへの「死者の日」の贈りものとして使われる。 この土笛のほかにも、いままでいくら資料にあたっても知ることができなかった、でも少なくとも数世代にわたって作られてきたらしき珍しいやきものを発見。 モレーロス州トラヤカパンで「死者の日の祭壇」に置くキャンドルホルダー、同じプエブラ州ウアケチューラのキャンドルホルダーなどによく似たものにアカトランで出合うとは…。 ローカルな市場巡りの楽しさと大切さをあらためて思う。 #メキシコ民芸品 #メキシカンフォークアート #mexicanfolkart #メキシコの陶芸 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #ミステカポブラーナの陶芸

🥖 「死者の日」まで、あと21日。 なのに、週末のプエブラ州アトリスコでは、もう「死者の日」がはじまっている。 ガイコツとマリーゴールドで溢れ、メキシコ国内からのたくさんの観光客で街じゅうがお祭り状態。 サン フランシスコ修道院へとのぼっていくと、巨大なガイコツのパン職人が右手に「死者のパン」を持って観光客を出迎える。 ほかにも大きなガイコツのモニュメントが街のあちこちに17体も置かれ、「死者の日」の観光の目玉に。 これがひと月以上も続く。 ここアトリスコにとって「死者の日」は大切な観光資源なのだ。 こんなふうに「死者の日」の催しに力を入れる自治体は、これからもどんどん増えていきそう。 そして、「死者の日」のはじまりはどんどん前倒しされ、期間もどんどん長くなってしまうのかも。 そうなると、もう「死者の日」じゃなく「死者の月」。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #死者のパン

🥐 「死者の日」まで、あと22日。 メキシコ・プエブラ州イスーカル デ マタモロスのミゲル カストゥーロ市場もすでに「死者の日」モード。 プエブラ周辺の「死者のパン」は形こそホネホネだが、オレンジピール入りの生地でたっぷり砂糖がかかった典型的な死者のパンではない。 ちょっと甘くてバター多めのパン。 この時期にはイスーカル デ マタモロス名物のパンデ バリオも主役の座を死者のパンに明け渡す。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #死者のパン

💨 「死者の日」まで、あと23日。 メキシコ・プエブラ州プエブラの巨大なイダルゴ市場の一画では、早くも「死者の日の市」が立っている。 死者の日になくてはならないお香、コパルを商ういくつもの屋台からの芳しい香りともうもうと立ち昇るけむりに包まれ、まだまだ先なのに死者の日へと気持ちがどんどん高まってゆく。 #死者の日 #死者の日の祭壇 #diademuertos #コパル