メキシコを代表するフォークアートのひとつとして知られるオアハカ州の木彫り「オアハカン ウッド カーヴィング」。その創始者マヌエル ヒメネスのヴィンテージ作品を紹介しつつ、オアハカン ウッド カーヴィングの歴史を追ったタプロイド本。20年以上にわたって数千点におよぶオアハカン ウッド カーヴィングを見て収集した成果をまとめました。
*1940年代からのマヌエル ヒメネスのヴィンテージ作品厳選26点を大型カラー図版で。
*マヌエル ヒメネスとオアハカン ウッド カーヴィングをめぐるテキスト8500字。知られざるエピソード満載。
*ヒメネス家作品56点を一望できるヴィジュアルヒストリーとポスター。
*濱田庄司が集めたマヌエル ヒメネス作品のコレクションも紹介。
*大型カラー図版をポスターとして飾ることができるよう、綴じない仕様に。
*奥付のQRコードから(お好きな言語で)web版も。
*ショップ、書籍、インスタレーションなど、さまざまに形を変えてメキシカン フォーク アート〜メキシコ文化を紹介するプロジェクト「メキシカン イメージ リミテッド」リリース作品。
【山本敦子・山本正宏】 2000年東京・吉祥寺にメキシカン フォークアート専門店 LABRAVA(MiL 1)を開店。2005年大阪・graf media gmで開催された『オアハカン ウッド カーヴィング – 進化するメキシカン フォーク アート』展を企画。2023年大阪・国立民族学博物館の特別展『ラテンアメリカの民衆芸術』で展示作品「死者の日の祭壇」(MiL 3)を制作。そのほか展覧会の企画・協力、トークイベントや大阪・国立民族学博物館への展示作品納入など、メキシコ民芸とメキシコ文化に関するさまざまな活動をおこなう。
【島田薫】 杉浦康平プラスアイズでグラフィックデザイナーとして経験を積み独立。2015年『志村ふくみ つむぎおり』(求龍堂)のデザインで、第57回全国カタログ展図録部門金賞および審査員特別賞(松永真賞)を受賞。