1980年代に作られたオアハカン ウッドカーヴィング(メキシコ・オアハカ州でつくられる木彫り)のキリン。産地はオアハカ州ラ ウニオン テハラパン村。作者はおそらくプラシド サンティアーゴ(1945−)。プラシド サンティアーゴは1968年に木彫りをはじめた、オアハカン ウッド カーヴィング最初期の職人のひとり。兄マルティン サンティアーゴを手伝いながら、木彫り製作を学んでいきました。
*1967年にラ ウニオン テハラパン村で最初に木彫り製作をはじめたマルティン サンティアーゴと、それに続いたキリーノ、プラシド、フランシスコ、ベントゥーラのサンティアーゴ5兄弟を中心とするサンティアーゴ ファミリーは、オアハカン ウッド カーヴィングの最も重要な職人一家のひとつです。