1970年代に作られたオアハカン ウッドカーヴィング(メキシコ・オアハカ州でつくられる木彫り)のサイ。すっかり褪色していますが、もともとは鮮やかな黄色に彩色されていたのでは。オアハカ州ラ ウニオン テハラパン村のサンティアーゴ ファミリー(マルティン、キリーノ、プラシド、フランシスコ、ベントゥーラのサンティアーゴ5兄弟とその親戚)のいずれかがつくった作品です。
*1967年にラ ウニオン テハラパン村で最初に木彫り製作をはじめたマルティン サンティアーゴと、それに続いたキリーノ、プラシド、フランシスコ、ベントゥーラのサンティアーゴ5兄弟を中心とするサンティアーゴ ファミリーは、オアハカン ウッド カーヴィングの最も重要な職人一家のひとつです。