メキシコのさまざまな文化を雑誌ムック形式で紹介する大判の書籍『アルテス デ メヒコ』シリーズの第129号『オクミーチョの陶芸:幻想的資質』。
「悪魔」をモチーフにした土人形で有名な、ミチョアカン州オクミーチョ村の陶芸を特集。オクミーチョの陶芸の歴史や職人たちの証言などテキストも充実していますが(「悪魔」をつくりはじめて、オクミーチョ村の陶芸を根本的に変えてしまった伝説の陶芸家マルセリーノ ビセンテにまつわる話はやはりおもしろい)、作品の写真が多く掲載されているので眺めているだけでも楽しめます。本文はスペイン語ですが、英語訳も付いていますので、スペイン語が苦手な方でも大丈夫。
*64ページまでカラー/スペイン語。65〜80ページはモノクロ/英語。