1980年代に作られたオアハカン ウッドカーヴィング(メキシコ・オアハカ州でつくられる木彫り)のロバ。作者はおそらくオアハカ州ラ ウニオン テハラパン村のアルベルト クルース(1942−1997)。アルベルト クルースは、マルティン サンティアーゴやキリーノ サンティアーゴの妹、アグスティーナの夫。1970〜80年代にたくさんの作品を残した、知られざるサンティアーゴ ファミリーのひとりです。
*1967年にラ ウニオン テハラパン村で最初に木彫り製作をはじめたマルティン サンティアーゴと、それに続いたキリーノ、プラシド、フランシスコ、ベントゥーラのサンティアーゴ5兄弟を中心とするサンティアーゴ ファミリーは、オアハカン ウッド カーヴィングの最も重要な職人一家のひとつです。