
死者の日の祭壇
特別展『けむりと人々のつながり – メソアメリカの記憶』
たばこと塩の博物館(東京都墨田区)
2025年9月20日〜12月21日
製作:山本敦子 [LABRAVA] + 山本正宏 [LABRAVA]
たばこと塩の博物館の特別展『けむりと人々のつながり – メソアメリカの記憶』会場内に特設された小屋に設えた「死者の日の祭壇」。
LABRAVA(山本敦子 + 山本正宏)が製作を担当しました。
製作開始前に考えたコンセプトは、「生命の樹」スタイルの陶芸作品の発祥の地とされるプエブラ州ウアケチューラの最後の陶工、イグナシオ ペラルタ ソレダー(1953-2024)に捧げる祭壇とすること。そのため、彼の作品をふんだんに飾ることに。そして、できあがった祭壇に飾ったイグナシオ ペラルタ ソレダーが生涯つくり続けた燭台や香炉は、けむりとお香にフォーカスした今展の展示空間に申し分なく調和しました。奇しくも開幕の翌日9月21日は、イグナシオ ペラルタ ソレダーの一周忌。ウアケチューラ最後の陶工を偲びつつ製作した「死者の日の祭壇」をぜひご高覧ください。
● 2025年9月20日(土)〜12月21日(日)
● たばこと塩の博物館(東京都墨田区)