サポテック ラグは、メキシコ・オアハカ州の先住民、サポテコ族の人々がつくる手織りラグ。美しさと耐久性を兼ね備えたつづれ織りのウール ラグです。もっとも重要な産地はテオティトラン デル バジェ村。この村は、サラッペ(サラペ)と呼ばれるメキシコ独特の男性用外套や毛布などのウール織物の産地として有名でした。現在では、服装の「近代化」とともに需要が減ったサラッペはほとんどつくられなくなり、おもにラグが織られています。
ラブラバではこの村でもっとも高名な織り手、イサク バスケス(Isaac Vasquez Garcia)の工房の作品をご紹介しています。彼は、天然染料をつかった古代の染色法を復興させたことでも知られる、テオティトラン デル バジェ村を代表する染織家です。